100日で腹筋を割るチャレンジの半分が経過して、これまでの記録を綴って見ようと思います。
ちなみに、筋トレを人生で一度もしたことがなかった人の体験談。
いかにして筋トレを習慣化して行ったかの実録です。
そもそもの始まりは、一昨年の夏に初めて沖縄に出張旅行した時。
当時ものすごーくプニプニな体(体脂肪率23%位)だったわけですが。
あまりにも沖縄が心地よすぎて毎年来ることを心に決めて。
そして海で遊びたい!ダイビング復活したい!ビキニをかっこよく着たい!という願望が爆発。
「来年沖縄でビキニを着る!!」
なんていう決意を土産に帰って来たのがスタートです。
(2021年8月西表島で撮影。一見プニプニ感はあまり感じない着痩せするタイプ)
時は流れて2022年4月。
衣替えをする中で、沖縄でビキニを着る目標を立てたことを思い出したわたしは、一念発起します。
今までの人生、完全なるインドア派のわたしは、スポーツをまともに続けたこともなければ、筋トレなどミジンコほどもやろうと思ったことがありません。
服を着てさえいれば細く見えるし、BMIも19以上になったことがない(妊娠中除く)。
ダイエットというものには全くの無縁だったし、ちょっと体力がないくらいであまり困ったこともない。
むしろ、風邪すら引かない健康体。
ぶっちゃけ、水着さえ着なければこのままでも十分。
水着を着たとしても露出控えめにさえすれば、何の問題もない。
しかし、数年前から憧れていた体があるわけです。
(グラビアアイドルの泉里香さん)
元々持っているものが違うので、お胸のサイズは真似できないけれども…(笑)
女子も惚れる体とはこういう体を言うのでしょう。
更には女優の宮崎美子さんが還暦を超えての、信じられない美しいビキニ姿を披露されたのを見まして。
ドカーンと願望に入ってしまった。
本気のやる気スイッチが入ることは人生でそうそう多くもないのだけれど、一度スイッチが入るとものすごい情熱でそこに向かっていくのがわたし。
そのスイッチが見事に入ってしまったということで、4月10日、筋トレをスタートすることに決めました。
(ぽっこりお腹がやばい…)
いきなりちゃんとしたトレーニングは続かないのが分かっているので、最初は「令和のラジオ体操」からのスタート。
これしかやらない、やってはいけない、そういうルール。
余計なことをやろうとすると、頑張りすぎて疲れたり、筋肉痛で休んでそのまま三日坊主になったりと、共倒れになるから。
脳科学を勉強しているので、よく分かるのですが…習慣化とは、ものすごーく小さな一歩からでないと難しいことなのです。
ラジオ体操が苦なく出来て、ちょっと物足りなく感じるようになってから「胸トレ」を追加するという流れで行いました。
脳には大きく分けて爬虫類脳(大脳基底核)、哺乳類脳(大脳辺縁系)、人間脳(大脳新皮質)があります。
臓器を動かすような、自分で意識しなくても生きるために無意識で働かせる指示を出しているのが爬虫類脳で、脳のボス的存在。
そして感情を司るのが哺乳類脳、理性を司るのが人間脳と言われます。
しかし、本能と習慣を司る脳のボスは面倒くさいことが大嫌い。
人間脳で計画を立てて習慣を始めようとしても、なかなか協力してくれません。
「これくらいなら痛くも痒くも大変でもないから、まあ良いか」
こう思える程度のことから始めることで、脳のボスが少しずつ気分良くやる気になって行くのです。
ラジオ体操から始まり、胸トレを増やし、完全に独学で始めたトレーニング。
1ヶ月程経つ頃には体幹を鍛えることが良いと聞いて「3分プランク」を導入。
そして、垂れて来たお尻が気になって「桃尻エクササイズ」も取り入れるようになりました。
基本的にわたしが好んで取り入れていたのは竹脇まりなちゃんと、のがちゃんの宅トレ動画。
たけまりちゃんは笑顔と元気をもらえるので、「きつくても頑張ろう!」と思えるところがすごく素敵だと思います。
桃尻エクササイズの途中で、ついつい真顔になっているところを「笑顔でやってるー?」と声をかけてくれるんですよね。
(2022年の成果、7月下旬:石垣島で撮影)
ラジオ体操、胸トレ、プランク、桃尻エクササイズを基本に、最大30分の筋トレメニューをこなし続けた結果。
目標の沖縄ビキニを実現。
理想の泉里香さんの体には到達できなかったけれど、体脂肪率は最終的に18〜19%になりました。
が、しかし。
夏が過ぎて秋が来て…寒くなるにつれ、朝起きるのが苦痛になり…
運動も…(後はお察し)。
(昨年の全盛期…腹筋は割り切れず)
ちなみにわたしはずっとここ2年ほどオートファジー&糖質制限生活をしていました。
16時間以上食事をしない時間を作ることをオートファジーと言い、わたしの場合は夜18時頃の食事の後、翌日のお昼まで固形物を摂らない生活をしていました。
食事も「ミニマリストの食生活」に書いている通りで、和食で量も腹6〜7分目。
目指すお腹の真ん中に縦線を入れることが達成できなかった要因として、恐らくエネルギー不足があるだろうなと思います。
昨年と何を変えるかと考えつつ、今年も春になってようやく筋トレを再開。
そして人生で初めてのパーソナルトレーナーさんを導入しました。
そこでやっぱりエネルギー不足を指摘され、1日2食→3食、お米を朝昼、プロテインを朝夜、筋トレメニューも全身をバランス良く鍛えるものに変わりました。
パーソナルトレーナーさんをつける前の最初のセットアップの2週間は、再びラジオ体操、胸トレ、プランクから。
その後トレーナーさんから提案いただいた「背筋」「大胸筋」「腹筋」「下半身」の4種を2週間。
更にHIIT3種盛り(①②③)に替えて、膝コロを追加して継続中。
(久しぶりに活躍の場を見たアブローラー)
ちなみに筋肉って、遺伝子的につきにくい人というのもいるらしいです。
筋肉の形も人によって違う。
なので、いくらシックスパックを理想にしたとしても、そもそもそれが実現できる体の作りになっていなかったりもするとか。
なので、あまり理想に固執はしすぎず、でも出来るところまでチャレンジして見ようと思っています。
そして、どれだけ食事を気をつけていたとしても、一度ついた脂肪は食事とファスティングだけでは落ちないということ。
筋トレを始めると、理想の体に近づいて行く自分を見て、自己肯定感がどんどん高まること。
筋肉マッチョさんが鏡に写して自分の体を眺めるのが趣味になるのも分かる気がしてくること(笑)
100日チャレンジもあと半分を切りましたが、終わった暁にはビキニ姿でも披露しようかな…
ボディメイクを続ける中で学んだことは、何事もバランスが重要だということ。
食事制限ばかりしていてはエネルギーが足りずに筋肉はできない。
有酸素運動(ウォーキング等の負荷が少な目の運動)だけでも無酸素運動(HIIT等のキツイ運動)だけでも筋肉をつけるのには不十分なこと。
鍛えたい部位だけ鍛えても筋肉はつき難いこと。
一番効果的なのは、食事も含めて全体的なアドバイスをくれるプロ・パーソナルトレーナーさんをつけてみることかなと思います。
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