TUMUGU -つむぐ-

振り返りは人生の質𓂃𓂂🍃

コーチングをするコーチの語源はハンガリーの町「コチ」に由来すると言われます。

その町で行われていた馬車競技から「人を目的地に運ぶ=コーチ」と呼ばれるようになったそうです。

コーチの役割はコミュニケーションを用いてその人が望む場所へ送り届ける、つまりクライアントの目標達成を支援すること。

対話によって気づきや発見、新たな視点、考え方、選択肢を見つけ、クライアントの自発的な行動を促します。

コーチの使うコミュニケーションの基本は教えたり(ティーチング)やアドバイス(コンサルティング)ではなく、質問によってクライアントの新たな可能性を引き出すことです。

もちろん、コーチが得意とする専門分野に関してはクライアントが望んだ場合や、間違った理解をしている場合に提案やアドバイスをすることはあります。

ちなみに、アメリカにおいてはコーチングは2兆円の市場規模にもなると言われています。

 

コーチングというとビジネスコーチングやスポーツのコーチという役割が一般的に知られているものかなと思います。

ビジネスの目標達成や転職活動、起業などで用いられることが多い傾向。

ですが、コーチングって言ってみればどんな日常・人生の課題にも対応できるものなのですよね。

例えば自己肯定感を上げたいとか、恋愛・婚活がうまく行かない、家族との人間関係の悩みといった身近な人との関係だったり。

大きく人生というテーマで言えば、やりたいことが見つからない、自分の幸せが何か分からない、人生設計を考えたいとか。

他にも片付けができない、タスク管理がうまく行かない、ダイエットを失敗してばかり、金銭管理が下手、趣味を見つけたい…といったお悩みも。

それから、過去のトラウマに苦しんでいたり、感情コントロールで悩んでいたり、何かわからないけどモヤモヤしているという、ものすごくボヤッとしたものを持って来る方もいます。

簡単に言って「どんなことでも扱える」のがコーチングです。

 

しかし、実はどんなことでも扱えるけれど「誰にでもできるわけではない」のが真実だったりします。

世界一のコーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズも、クライアントは選ぶと公言しています。

それは、クライアントがコーチングを本当に求めていて、本当にコーチングが必要なのかどうかが一番重要だから。

例えば、1週間後までに体重を3kg落とさなければならない(そんな状況まずないだろうけど)としたら、悠長にコーチングを受けて、あれとこれとそれをやろうなんて言っている暇はありません。

そういう場合はもうプロからティーチングやコンサルティングを受けて、最短最速で達成するルートを作ってサポートしてもらいながら実行するしかない。

コーチングは緊急なことに対しては最大限威力を発揮することが難しいという弱点があります。

 

そしてもう一つは、クライアントが自発的に前向きに取り組む姿勢があるかどうか。

例えば心を病んでしまっていて、何かを頑張ろうと思える状態でない人には、コーチングではなくカウンセリングが必要です。

そして、コーチや周りの人に任せておけばやってくれるという依存のスタンスの人では、そもそもコーチングが出来ません。

コーチングを受けるクライアントに適している人は、知識は身についてきているけれど、やる気が落ちてきている人。

または、知識もあり、意欲も高いがうまく行っていない人。

知識がないクライアントには、まずはティーチングから入らなければいけませんから。

 

そんなコーチングを学んで4年。

実戦回数は500回を超えて、もう数えていないくらい。

学んだだけでは合格できない、9回目の実技試験に臨みます。

苦節2年半、普通だったらとっくに心折れていてもおかしくないくらい、神経も心も体もお金も時間も、あらゆるもの全てをかけてきた今まで。

何人もの人が途中で諦めて、もうプロを目指すのは辞めると言って離れて行きました。

そして、学んだら割とすんなりと資格の取れる別のコーチング学校の資格を取った方もいます。

元々カウンセリングやコンサルティングを仕事としてやっていた人なら有利だけどと言われたこともある。

 

だけどわたしは目先の目標達成をするためにクライアントを導きたいわけじゃない。

ビジネスの応援ももちろんしたいけれど、その人の人生丸ごとを一緒に伴走するコーチでありたい。

それには人格を磨かなければならないし、その人が気づかない潜在意識を見れる技術が必要。

自分のことを愛していて、信頼していて、自分も周りも幸せで満たされているコーチでありたい。

自分がそれを生きて実践しているからこそ、クライアントにもそれを見せることができると思うから。

だから合格したとしても、それはただのスタート地点に立っただけで。

そこからずっと幸せへの修行の道が続くし、それを90歳までは現役で続けたいと思っている。

 

魂を込めて、命をかけて、他のあらゆる全てのことを手放して、クライアントだけに100%全てを集中させる時間。

それがコーチングというもの。

クライアントの幸せと成功にだけ100%のエネルギーを注いで、そこに向かうことを支援する時間。

その時間を明日、全身全霊で創り出すために、今日はもうゆったりと自分の心と体のセットアップにかけて、本番に向かおうと思います。

 

コンサルティング(コーチング)ご希望はココナラへ♡


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